2014/07/06
久多の診療所に行き始めて7年目です。この間いろいろなことがありました。残念ながら他界された方、久多での暮らしが困難となり施設に入所されたり、京都市内や滋賀県内に住まれている子供さんらの家に転居されたりした方などなど。特にこの一年は顕著で、数名の方々が久多から去られました。元々人口が少なく限界集落であったのですが、転入される方がほとんどいないため、今後急速に過疎化が進むと思われます。
これをなんとかしようとして、行政と府立大学の先生方が共同して、交通手段の問題・空き家対策・鳥獣対策・久多の活性化などいろいろと考えて頂いていますが、まだ有効な手段がありません。久多にはきれいな自然、子供の頃岩倉にもあったのどかな雰囲気、澄んだ空気やゆっくりと流れる時間、栃餅、自然から得られる山菜、おいしい水から作られる米・野菜、なかなかスーパーでは買えないようなおいしい卵などなどの特産品、など魅力もたくさんあります。
久多の活性化のため何か良い方法はないもんでしょうか?