当院のこだわり
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何でも気軽に相談できる「かかりつけ医」として、患者さんの「お身体全体を診る医療」に努めています
父である先代院長から引き継ぐまでは、主に循環器を専門に臨床・研究を行っていました。循環器疾患では専門性を発揮しつつも、お子さんの病気から生活習慣病まで幅広く、懇切丁寧に診療にあたっています。在宅医療にも注力しています。
診察で心がけていること
ご納得いただけるよう丁寧な説明。生活習慣病はできれば薬でなく生活習慣の改善で治療。
診察時、心がけているのは丁寧な説明です。病気のことだけでなく、治療法についても、患者さんに納得してもらえるように、懇切に行っております。特に初診の患者さんの場合は、じっくり15分くらい時間をかけて、お話しさせていただくこともあります。また、高齢の方の場合は、できるだけ声を大きく、聞き取りやすく話すことも心がけています。
また、診療時間も、父である先代院長の時代から継続して、火曜を除く平日の午後は、18時~20時半で行っています。
生活習慣病の治療で大事にしていること
薬で治療するのではなく、できるだけ生活習慣の改善でよくなるように。
生活習慣病の患者さんには、薬で治療するのではなく、できるだけ、ご自身の生活習慣を変えることでよくなってほしいと思っています。
若い方でしたら、できれば少し激しい運動を、年配の方であれば、足腰の老化予防もかねて散歩や軽いジョギングをすること。あとは、アルコールや甘いおやつは控えて、1日3食と十分な睡眠をとること。そうはいっても、生活習慣を変えるのはなかなか難しいところがあります。そのため、脳梗塞や心筋梗塞といった重い病気にならないようにという思いで、懇切丁寧に、生活指導をすることを心がけています。
また、運動についていえば、私自身が実践した方法もご紹介することもあります。以前、少し太っていた時期があり、当時は肝機能も悪く、コレステロール、中性脂肪、尿酸値の数値も高いという状態でした。そこで2~3年かけてバランスボールを使った運動だけでダイエットをし、今も日中の空いた時間に運動を続けています。ですから、特に若い世代の方には、「私自身もこういう運動をしているんですよ」と、実際にお見せしたりもしています。
在宅医療をしている理由
病院ではなく家にいたいという方は、1日でも長く家にいられるよう、手助けできれば
1999年8月、父である先代院長から診療所を継承した際は、まだ在宅医療という制度や言葉も広まっていませんでした。その時は1~2名の患者さんの往診をしていたのですが、それが少しずつ増えて、今では、10人くらいの患者さんの在宅医療に対応しています。また、病院から紹介されて、担当させていただく患者さんもおられます。
在宅医療を希望していても、本当につらくなった時は病院に入りたいという方もおられます。その場合は、もちろん速やかに連携する病院をご紹介いたします。でも、できる限り家にいたいというお気持ちがあるのであれば、1日でも長く在宅でいられるよう、手助けできればと思っています。
院内のデザイン、空間のこだわり
2017年10月に改築したバリアフリーの院内は、靴のまま入っていただけます。
2年前に診療所を改築した際、特にこだわったのは、耐震性とバリアフリーです。まず、基礎をしっかりと強化しました。そして、高齢の方や車椅子の方はスリッパに履き替えるだけでも大変ですので、院内は、車椅子のまま、靴のまま入っていただけるように改修。トイレも、普通のトイレに加え、多目的トイレを設置しています。